夏のせい、夏のせい、夏のせいにすればいいからさ。冷たいくらいがちょうどいい。

なかなか更新しようという気持ちにならない。

 

夏真っ只中、かつての同級生たちは夏休みを海やプール、夏祭り、花火大会などサマーをエンジョイエンジョイしちゃってて楽しそうだ。つい昨日外に出るのが嫌いな僕が唯一、重い腰を上げて地元の夏祭りに向かった。

これまた唯一の友達が祭りでオタ芸をしたいと言い出したので、一番近くの百均にサイリウムを買い出しに行った。一番近くと言っても、自転車で3、40分かかるところまでだ。普段自転車で移動しない僕は帰り道はまるで競輪選手のラストスパートに写真を撮られてしまった時の形相になっていた。

 

祭り会場に着いたのが6:30頃、友達は一旦、「空打ちがしたい」と言ってきたので、よく分からないまま了承した。三脚を立て、そのまま動画を撮り始めた。どうやら空打ちとはサイリウムの明かりを点けずに踊ってみる、簡単にいえば練習ということらしい。三脚が目立っていたのか、踊りが目立っていたのか分からないがギャラリーが集まってきた。みんな知らない人なのか?と思ったが、会話を聞いているとほぼ全員彼の知り合いらしい。「本番はもう少し暗くなってからやるよ。」と言っていたので、なんだまだやらないのかと溜息混じりにブツブツ言っているとどうやらこれから晩飯を食べに向かうらしい。

 

祭り会場を一旦離れて、近くのラーメン屋で晩飯を食べることにした。かつての同級生がアルバイトで居たと言われたがあっちも僕の事を覚えているはずもない、こっちだってはっきりと顔を覚えられるようなことをした覚えはない。味噌ラーメンを口に入れた後、会場に戻った。戻ったが、結局友達はその知り合い達と駄弁って時間が過ぎていくだけだった。

 

結局同級生は僕のことを誰も覚えていなかった。自分の小ささと馬鹿らしさを堪能した一日だった。その日は遠回りして帰った。

 

どれだけ時間があるかじゃねえ、どうやって使うかだァ!

 

夏の夜の蒸し暑さと、過ぎ去っていく、人、人、人。 孤独。 自由。 閉めかけの屋台。 踏み潰されてぺしゃんこになっているかき氷のカップ。 コンビニ。 僕は、今日も元気です。 

 

ブラックフランクフルト。

今を愛してる。 では